摘要 |
【課題】 本発明は、全熱交換装置の大型化や製造コストの上昇を伴わずに、全熱交換素子用紙の変形による構造上の不安も払拭しつつ、結露に起因して全熱交換素子の換気効率が低下するという問題を解消することが可能な、全熱交換素子用紙を提供することを、主たる目的とする。【解決手段】 全熱交換素子用紙に保持する吸湿剤の分布を、全熱交換素子用紙が全熱交換素子に備えられた状態において、全熱交換素子用紙の室外側に位置する部分における吸湿剤の単位面積当たりの保持量が、全熱交換素子用紙の室内側に位置する部分における吸湿剤の単位面積当たりの保持量よりも少ないようにすることにより、上記課題を解決する。【選択図】 図1 |