摘要 |
【課題】インバータレス走行中にレゾルバ異常が生じている場合であっても、第1回転電機の回転速度を精度よく算出する。【解決手段】ECUは、インバータレス走行中にレゾルバ異常が生じている場合、まず、共線図の関係を利用して、エンジン回転速度センサの出力値と車輪速センサの出力値とを用いて、駆動輪が前進方向に回転していると仮定したときのMG1回転速度の第1推定値Nm1(VS+)と、駆動輪が後進方向に回転していると仮定したときのMG1回転速度の第2推定値Nm1(VS−)とを算出する。さらに、ECUは、監視ユニットからのバッテリ電流IBを用いてMG1回転速度の第3推定値Nm1(IB)を算出する。そして、ECUは、第1推定値Nm1(VS+)および第2推定値Nm1(VS−)のうち、第3推定値Nm1(IB)に近い方をMG1回転速度Nm1とする。【選択図】図8 |