摘要 |
調製品が得られる試料のクロマチンレベルから実質的に減少したクロマチンレベルを有する形態の調製品を提供するステップと、調製品を、選択されたサイズより大きい流体力学直径を有する非吸着溶質の少なくとも50%を保持するが選択されたサイズ未満の流体力学直径を有する非吸着溶質の通過は許す多孔性を有する電気陽性の膜と接触させるステップであって、選択されたサイズが、約10nmから約15nmの間であり、接触させるステップの少なくとも一部の間に調製品が、(1)50mM未満の濃度で存在する場合、pH値が、約3から調製品におけるIgG抗体の最もアルカリ性のグリコフォームの等電点の0.5pH単位以内までの範囲であるか、または(2)50mMより高い濃度で存在する場合、調製品のpH値が、3から9の範囲であるような、塩を含むステップと、操作条件を、5%より多い膜に結合している抗体を生じない最高pHおよび最低塩濃度に調整するステップとを含む調製品からIgG抗体を精製する方法。【選択図】なし |