摘要 |
内燃機関の動弁機構に用いるラッシュアジャスタでは、その下部の高圧室へのエアの混入を防止する構成として、プランジャキャップの中に円筒状のスリーブを嵌入する方法が開示されている。しかし従来のラッシュアジャスタでは、プランジャキャップに軸方向に高低差のある側面孔を二つ設けており、摺動面である側面管理が煩雑になっていた。よって、オイルの流入出を妨げることなく、側面管理を容易にし、更に加工コストを抑えたラッシュアジャスタを提供することが、本発明が解決しようとする課題である。キャップ側方孔27cを二以上設けると共に、これらのキャップ側方孔27cのすべてを、ボディ21の軸心に垂直な一の面内に配置することを特徴とする油圧式ラッシュアジャスタにより上記問題を解決した。 |