摘要 |
作業者は用意された複数のサンプルをイオン化領域(20)中の測定位置(試料(25)の位置)に順番にセットすることで、各サンプルに対する測定を実行する。リアルタイムクロマトグラム作成部(41)は質量分析装置本体から順次得られるデータに基づいてクロマトグラムを作成し、表示部(61)の画面上に表示する。また、その測定実行中に、作業者は入力部60から各サンプルのサンプル情報を入力するとともに、表示されるクロマトグラム上に現れるピークの開始点及び終了点に基づき、測定時間情報を入力する。コメント入力受付部(42)はこうして入力されたサンプル情報及び測定時間情報を、測定データが格納されるデータファイル中に格納し、記憶部(44)に保存する。これにより、測定データと各サンプルのサンプル情報や測定時間情報とが対応付けられているので、クロマトグラムやマススペクトルを表示する際に、適切な位置にサンプル情報を表示することができる。 |