摘要 |
【課題】トラクタのような作業車両において、軽量化及び低コスト化を確保しながら、伝動経路の高効率化とともに操作性の向上を図る。【解決手段】作業車両は、走行機体に搭載するエンジン5と、第一無段変速装置17を有する直進系伝動経路と、第二無段変速装置13を有する旋回系伝動経路と、エンジン5からの動力を受けて前後進する左右の走行部と、走行部を制動させるブレーキ機構と、ブレーキ機構を作用させるブレーキ操作具35と、直進系伝動経路の出力と旋回系伝動経路の出力とを連動的に制御する制御部813,814とを備え、直進系伝動経路の出力と旋回系伝動経路の出力を合成して左右の走行部を駆動する。制御部813,814は、ブレーキ操作具35への操作量が第1所定量を超えた際に、第一無段変速装置17からの動力出力を遮断させると同時に、第二無段変速装置13の斜板を中立状態とする【選択図】図14 |