摘要 |
【課題】フライス加工によってスラブの表面手入れを行う際に、スラブ表面の酸化スケールや表面疵の除去を確実に行いながら、加工段差量を極力小さくしつつ、ストローク数の膨大化を回避して、表面手入れ能率の低下を抑止することができるスラブの表面手入れ方法を提供する。【解決手段】フライス加工によってスラブの表面手入れを行う際に、スラブ表面の高さ位置の変動を測定しておき、工具幅方向での加工深さが予め定めた範囲内に収まるように、各ストロークにおけるフライス工具の底面の高さ位置と加工幅を決定して、フライス加工を行った後、工具幅方向の加工段差量が予め定めた上限値を超えている個所に対して、追加のフライス加工を行って、工具幅方向の加工段差量が予め定めた上限値以下になるようにすることを特徴とするスラブの表面手入れ方法。【選択図】図1 |