摘要 |
【課題】口笛の発音原理を用いて楽音を発生する電子管楽器を提供する。【解決手段】CPUは、マウスピース2を咥える吹奏者の口腔内の状態に応じて変化する共振周波数を測定し、当該共振周波数に近いクロマチック音階の音高f1を取得し、さらにマウスピース2に吹き込まれる息で形成される波形から抽出したピッチ周波数に近いクロマチック音階の音高f2を取得する。音高f1と音高f2とが一致すれば、音高f1(又は音高f2)を発音ピッチFに設定し、一方、一致しなければ、優先的に音高f1を発音ピッチFに設定する。マウスピース2に息を吹き込んでいれば、発音ピッチFおよび息圧データに対応した音量を含むノートオンイベントを発生して音源部に送付し、息が吹き込まれなくなると、ノートオフイベントを発生して音源部に送付する。【選択図】図1 |