摘要 |
血液凝固時間基準試料と試薬との混合反応に応じて時間変化する血液凝固時間に関わるシグナル値(透過光量、散乱光量、蛍光光量、濁度)と、シグナル基準値Sとの比較結果に基づいて測定された血液凝固時間基準試料の血液凝固反応時間Tが、血液凝固時間基準試料に対応して予め定められた血液凝固反応時間の期待値Teに相当するシグナル基準値SLocalを設定する。これにより、血液凝固時間基準試料を用いて試薬状態を把握し、試薬容器毎に固有のシグナル基準値を設定することにより、測定結果の信頼性を向上することができる。 |