摘要 |
ガラス基板と光集光機能パターンを有するシート状成形体を貼り合わせた後に、温度変化のある環境下でも、光集光機能パターンのレンズ形状に変化が生じることを低減することができる光学素子及び集光型太陽光発電装置を提供する。ガラス基板(5)と、ガラス基板(5)上に接着された、熱可塑性樹脂からなるフレネルレンズパターン(6a)を有するシート状成形体(6)を備えた光学素子(4)であって、シート状成形体(6)の同心円中心に対して、その半径の70%以上外側の位置から、シート状成形体(6)に対して垂直に直径5mmφの光ビームを入射させたときに、ビーム中心の光が中心線と交わった位置において、最大輝度から1/10の輝度となる範囲の大きさをαとすると、温度を25℃と55℃とに変化させたときの、αに関して最大値をαA、最小値をαBとしときのαB/αAの値が0.70以上としている。 |