摘要 |
【課題】IGBTとダイオードを有する半導体装置において、境界部のIGBTの定常損失を増大させることなく、境界部の寄生ダイオードの逆回復損失を抑制する技術を提供する。【解決手段】IGBTとダイオードを備える半導体装置において、ドリフト領域27の中間深さよりも上面側のドリフト領域27内に位置する上面側ライフタイム制御領域52が、ダイオード範囲40内に形成されているとともにIGBT範囲20内に形成されていない。ダイオード範囲40内の第2トレンチ間半導体領域62に隣接するIGBT範囲内の境界部トレンチ間半導体領域62aが、ボディ領域24とドリフト領域27の間に配置されているn型のバリア領域38と、上部電極14に接する位置からバリア領域38に接する位置まで伸びるn型のピラー領域39を有している。ダイオード範囲40内の各第2トレンチ間半導体領域62は、ピラー領域を有さない。【選択図】図1 |