摘要 |
【課題】切削加工中、被加工材の回転方向に対して工具の刃先を当てる位置や角度を適切な状態に保ちながら、工具の状況の変化や加工条件の変更等があっても、常に背分力を小さくする。【解決手段】主軸11によって、被加工材であるワーク2をその軸線Lの周りに回転させ、工具13の刃先13aを軸線Lに直交する方向に対してアプローチ角をもってワーク2に押し当てて、切削加工する切削装置1の制御方法であり、工具13がワーク2を切削加工中、その工具13が受ける背分力を、工具台15内に設けた動力計で検出し、制御手段20によって、その検出される背分力の値が常にゼロに近づくように、回転テーブル14を回転させると共に、X−Zステージ16をX,Z方向に移動させて、工具13を軸線Lを含む平面内で回転させ、そのアプローチ角を調整する。【選択図】図1 |