摘要 |
【課題】編成列車における先頭車両の滑走の発生の可能性を減少させる。【解決手段】第1の機械ブレーキ力算出部16は、編成列車全体の必要ブレーキ力から電気ブレーキ力を引いた第1の差分ブレーキ力をT車の機械ブレーキで優先的に補うように各車両の第1の機械ブレーキ力を算出する。第2の機械ブレーキ力算出部17は、それぞれT車とM車を含むユニットごとに、必要ブレーキ力から電気ブレーキ力を引いた第2の差分ブレーキ力を該ユニットのT車の機械ブレーキで優先的に補うように各車両の第2の機械ブレーキ力を算出する。選択部18は、滑走が発生しにくい状態では各車両の第1の機械ブレーキ力に基づくブレーキ力指令値を出力し、滑走が発生しやすい状態では先頭車両を含む一部の車両の第1の機械ブレーキ力および第2の機械ブレーキ力に応じて各車両の第1の機械ブレーキ力または第2の機械ブレーキ力に基づくブレーキ力指令値を出力する。【選択図】図1 |