摘要 |
【課題】ラビニオ式の遊星歯車機構を備えた自動変速機に対し、セパレータプレートの長寿命化を図ることができる構成を提供する。【解決手段】ラビニオ式遊星歯車機構のプラネタリキャリアを自動変速機ケース20に回転不能に固定するブレーキに備えられたセパレータプレート52に対し、このセパレータプレート52の中心O1とカウンタシャフト32の回転中心O2とを結ぶ直線L1に対してセパレータプレート52の周方向の±60°の範囲には外周歯を設けず、この範囲以外の所定位置に外周歯52a〜52mを設ける。これにより、カウンタギヤ31との噛み合い荷重を、カウンタギヤ31の配設位置とは反対側に位置するロングピニオンギヤ15に分担させることが可能となり、各ロングピニオンギヤ15に作用する荷重が均等化される。【選択図】図2 |