摘要 |
【課題】キー孔を有するロータがアウタシリンダ内に回動可能に挿通され、アウタシリンダに係合する状態ならびにキー孔へのメカニカルキーの挿入に応じてアウタシリンダとの係合を解除する状態を切換え可能としてメカニカルキーよりも低硬度の材料から成るタンブラがロータに保持されるシリンダ錠において、キー山に塵埃が付着していてもタンブラ側に塵埃が入り込むことを防止して、タンブラの摩耗や作動不良が生じることを防止する。【解決手段】メカニカルキー11が有するキー山41に摺接可能な摺接部45を有してメカニカルキー11よりも低硬度の材料から成るクリーニングタンブラ43が、キー孔へのメカニカルキー11の挿入時にタンブラよりも先に摺接部45をメカニカルキー11のキー山41に摺接させるようにしつつ、キー孔へのメカニカルキー11の挿入方向に沿ってタンブラよりも後方でロータ13に配設される。【選択図】 図4 |