摘要 |
【課題】単板式の圧縮機一体型膨張機であるスクロール型流体機械において、その起動を容易且つ確実に行い、安定して運転することができるようにする。【解決手段】スクロール型流体機械1の圧縮部で圧縮された冷媒が高段側の圧縮機に吸入され、当該高段側の圧縮機で圧縮された高圧の冷媒を膨張部に吸入する。可動スクロール7の基面7bとは反対側である背面7c側に形成された背圧室52と、圧縮部の吐出側と背圧室とを連通する給油孔28とリリーフ孔33、給油孔28に設けられ、圧縮部の吐出側である圧縮側吐出室22から背圧室側である潤滑油室26への方向が順方向とされた逆止弁装置66と、リリーフ孔33に設けられたリリーフ弁67を備えた。【選択図】図1 |