摘要 |
【課題】異常が生じたスレーブ通信装置から送信されたデータが他のスレーブ通信装置に利用されることを抑制する技術を提供する。【解決手段】マスタ通信装置は、複数のスレーブ通信装置とバスを介して通信可能に接続される。特定情報取得手段(S110)は、マスタ通信装置によってデータを送信すべき装置が指定された指令を表す送信指令に応じてデータを送信し、かつマスタ通信装置からの送信指令が無い場合であっても予め設定された送信条件が成立したときにデータを送信する通信装置をスレーブ通信装置として、複数のスレーブ通信装置のうちいずれのスレーブ通信装置に異常が生じたかを特定可能な特定情報を取得する。破棄情報送信手段(S150)は、特定情報に基づいて、異常が生じたスレーブ通信装置を表す異常装置が送信元となるデータを破棄させるための破棄情報を、少なくとも該異常装置以外のスレーブ通信装置に送信する。【選択図】図6 |