摘要 |
【課題】転がり抵抗を悪化させることなく、ランフラット耐久性能と操縦安定性能と乗心地性能とを改善する。【解決手段】車両装着時での車両内外の向きが指定され、タイヤ幅方向両側のサイドウォール部4に子午断面が略三日月形状の補強ゴム層10が配置されており、正規リムに組み付けて内圧0kPaとした無負荷状態で、子午断面のタイヤ最大幅部におけるタイヤ赤道面CLに対して直交する直線Lc、タイヤ赤道面との交点から直線Lcに対してタイヤ径方向外側に10°傾いた直線La、およびタイヤ径方向内側に10°傾いた直線Lbを引き、各直線とタイヤ外郭との交点を結ぶ円弧の曲率半径と、各直線とカーカス層6との交点を結ぶ円弧の曲率半径との関係が、車両外側においてタイヤ外郭の曲率半径に対してカーカス層の曲率半径を大きくし、車両内側においてタイヤ外郭の曲率半径に対してカーカス層の曲率半径を小さくする。【選択図】図1 |