摘要 |
【課題】シンクロナイザリング7を介して同期を行う同期噛合装置1において、特許文献1の係合ピンおよび係合凹部を用いない簡素な構成にしながら、2段入り現象を回避できるようにする。【解決手段】遊転ギヤ5の外周テーパコーン面5aおよびシンクロナイザリング7の内周テーパコーン面7aと、遊転ギヤ5において固定ギヤ6に対向する側面5cおよび固定ギヤ6において遊転ギヤ5に対向する側面6aとのうち、少なくとも一方において円周方向の所定間隔おきの領域20A,30Aの摩擦係数が、当該領域20A,30Aの間の領域20B,30Bの摩擦係数よりも高くされている。【選択図】図2 |