摘要 |
本発明によれば、水酸化バリウム水溶液を常圧下に80℃から沸点までの温度に保ちつつ、これにBET比表面積が200〜400m2/gの範囲にあると共に、X線回折によって測定される(101)面の回折ピークの半値幅が2.3°〜5.0°の範囲にあるアナターゼ型含水酸化チタンの水スラリーを加え、上記水酸化バリウムと上記含水酸化チタンを反応させて、チタン酸バリウム前駆体の水スラリーを得る工程、次いで、このようにして得られたチタン酸バリウム前駆体を24時間以上、水熱処理して、チタン酸バリウム粒子を得る工程を含むことを特徴とするチタン酸バリウム粉体の製造方法が提供される。 |