摘要 |
酸化物セラミックスは、一般式[Sr2-xBaxCo2-y(ZnuNi1-u)yFe12-zAlzO22]で表される。ここで、x、zは、それぞれ0.7≦x≦1.3、0.8≦z≦1.2である。yは、0.5≦u≦1.0のときは0≦y≦0.8であり、0≦u<0.5のときは0≦y≦1.6である。yは、好ましくは0.4以下である。そして、セラミック電子部品としての可変インダクタは、部品素体1が、この酸化物セラミックスで形成されている。そして、Cu等の導電性材料で形成されたコイル4が、外部電極2aと外部電極2bとを懸架するように巻回されている。これにより従来に比べ室温で格段に大きな電気磁気効果の発現が容易に可能な酸化物セラミックス、及びこの酸化物セラミックスを使用したセラミック電子部品を実現する。 |