摘要 |
アセタール化度が40〜90モル%、ビニルエステル単量体単位の含有量が0.1〜20モル%、粘度平均重合度が200〜5000であるポリビニルアセタールであって、230℃において3時間加熱された前記ポリビニルアセタールをゲルパーミエーションクロマトグラフィー測定したときの、示差屈折率検出器で測定されるピークトップ分子量(A)と、吸光光度検出器(測定波長280nm)で測定されるピークトップ分子量(B)が下記式(1)(A−B)/A<0.60 (1)を満たし、かつピークトップ分子量(B)における吸光度が0.50×10−3〜1.00×10−2となるポリビニルアセタールとする。これにより、加熱による着色が少ないうえに、異物(未溶解分)が少ないフィルムを得ることができるポリビニルアセタールを提供することができる。 |