摘要 |
構造物1上の複数の基準点S1〜S16にそれぞれ位置調整機構30に載置したターゲット10を固定し,各ターゲット10の初期三次元座標C0を測量して記憶し,構造物1の歪み発生後に各ターゲット10の三次元座標Ctを測量して初期三次元座標C0との偏差ΔC(=Ct−C0)を検出し,その偏差ΔCに応じて位置調整機構30により各ターゲット10の初期三次元座標C0を再現する。好ましくは,各ターゲット10の三次元座標を,ターゲット10を視準してターゲット10までの三次元ベクトルを出力する三次元計測器18により測量する。位置調整機構30には,ターゲット10を構造物表面Fと平行な1軸又は直交2軸方向に案内する案内台31,34と,その案内台31,34上でターゲット10を所定大きさだけ移動させる送り機構40a,40bとを含めることができる。 |