摘要 |
【課題】適応呼び割当を利用して消費電力量の低減を図ることが可能なエレベータの群管理制御装置及び群管理制御方法を提供する。【解決手段】群管理制御装置10は、各号機について、新規行先階呼びを当該号機に割り当てた場合の、現在から、当該号機に割り当てられた全ての行先階呼びに応答し終えるまでの走行距離d1´及び時間t1´と、割り当てない場合の走行距離d1及び時間t1と、を求める。また、時間t1´、t1が経過した時から、現在を基準として所定期間Tが経過する時までの間に走行する走行距離d2´、d2を、所定の単位時間当たり走行距離に基づいて予想する。群管理制御装置10は、走行距離d1´と走行距離d2´との加算値から、走行距離d1と走行距離d2との加算値を減算した値に比例する比例値(Di´−Di)を、当該号機における割当に関する評価値COST(i)の一のパラメータとして用いる。【選択図】図3 |