摘要 |
【課題】インナバッグから放出される膨張用ガスの熱がエアバッグ本体に偏って加わるのを抑制する。【解決手段】シートクッションエアバッグ装置は、膨張用ガスGによりインナバッグ70及びエアバッグ本体51を膨張させて、車両用シートの座面を隆起させ、座部上の乗員の前方移動を規制する。エアバッグ本体51内に配置されたガス発生器40の一端部の吹出し開口部46からは他端部からよりも多くの膨張用ガスGが吹出される。インナバッグ70は、ガス発生器40を包み込んだ状態でエアバッグ本体51内に配置され、ガス発生器40からの膨張用ガスGをエアバッグ本体51に放出するガス放出部を、車両用シートの幅方向に互いに離間した2箇所に有する。各ガス放出部はガス放出孔83,84により構成され、吹出し開口部46に近い側のガス放出孔84の開口面積が遠い側のガス放出孔83の開口面積よりも小さく設定されている。【選択図】図10 |