摘要 |
可視光域及び近赤外光域に感度を持つ可視光画素と、近赤外光域に感度を持つ近赤外域画素を有する撮像部を備えた撮像装置において、可視光域の信号成分が飽和に近い場合の色再現性を改善する。可視光画素から得た、近赤外光域を含む信号から生成した色差信号と、近赤外高域の信号を除去して生成した色差信号とを、可視光域の信号成分の飽和度に応じた合成比率で合成して出力する。これにより、人が見た色に近い色で色相が再現できる。同様の処理を輝度信号に対して行っても良い。近赤外光域の信号を除去して生成した色差信号が、例えば負の値を示す場合は、近赤外光域の信号を再度加算しても良い。 |