摘要 |
【課題】ロジン化合物(B)との混合性が良く、溶剤溶解物においてさえも分離等の現象がおきない、アビエチン酸共重合ポリ乳酸系樹脂を提供することを課題とする。【解決手段】1個以上の水酸基を有するアビエチン酸系化合物(A)を重合開始剤として用いて重合されたポリ乳酸系樹脂であり、該アビエチン酸系化合物(A)残基濃度が、70〜600eq/106gの範囲にあり、乳酸残基が70wt%以上、かつ該乳酸残基中のL−乳酸残基とD−乳酸残基のモル比(L/D)が50/50〜85/15の範囲にあり、還元粘度が0.15dl/g〜0.7dl/gの範囲にあることを特徴とするポリ乳酸系樹脂。【選択図】なし |