摘要 |
【課題】航空機用タイヤのワーキング補強体の機械的剛性の最適化を可能にすること。【解決手段】本発明は、航空機用のタイヤに関し、特に航空機用タイヤクラウン補強体に関する。航空機用タイヤ(1)は、トレッド(3)の半径方向内側かつカーカス補強体(4)の半径方向外側にワーキング補強体(2)を含み、ワーキング補強体(2)は、半径方向に重なった2つのワーキング層(211、212)から成る少なくとも1つのワーキング・バイプライ(21)を含み、ワーキング・バイプライ(21)は、その回転軸としてタイヤの回転軸線(YY’)を有する半径Rの円筒配置面(6)上に周期的曲線(7)で周方向にジグザグに巻き付けられた幅Wのストリップ(5)から成り、周期的曲線(7)は、周期Pを有し、タイヤの赤道面(XZ)内で前記タイヤの周方向(XX’)に対して角度Aを形成し、ストリップ(5)の周方向ジグザグ巻付けは、数Tの前記円筒配置面(6)の円周2πRにわたる周期的曲線(7)のN周期Pを含む。本発明によれば、周期的曲線(7)の周期Pの前記数Nは、以下の条件:(a)N*(W/sinA)=2πR、(b)N*P=2πR*T、ここでTは整数である、(c)N*Tは、N及びTの最小公倍数である、を満たす整数であり、比T/Nは、少なくとも1.8に等しく、かつ最大2.2に等しい。【選択図】図1 |