| 摘要 |
【課題】ドッグギヤやスリーブギヤが傾いても、ギヤ抜けを効果的に抑制させる。【解決手段】車両用変速機１０は、外歯３１ｂを有するドッグギヤ３１と、出力軸１３に設けられたクラッチハブ１８に摺動可能に設けられ、摺動して内歯１９ａがドッグギヤ３１の外歯３１ｂに歯合可能に構成されたスリーブギヤ１９とを備え、外歯３１ｂに歯幅方向の歯形端部から歯幅方向内側に向って歯厚を狭くした傾斜歯面３１ｆが形成され、内歯１９ａに外歯３１ｂの歯形端部に対向した歯形端部から歯幅方向内側に向って歯厚を狭くした傾斜歯面１９ｄが形成され、外歯３１ｂと内歯１９ａが歯合した状態で外歯３１ｂの傾斜歯面３１ｆと内歯１９ａの傾斜歯面１９ｄが嵌合するように構成される。そして、ドッグギヤやスリーブギヤが傾いても、各傾斜歯面１９ｄ，３１ｆが面接触するように、各傾斜歯面における傾斜角度を異ならせる。【選択図】 図１ |
