摘要 |
【課題】部品点数の削減により製造コストを削減でき、回転マスの回転慣性質量を容易に調整できるとともに、小型化を図れるマスダンパを提供する。【解決手段】回転マスと一体の筒状の本体部2の一方の部位に、ねじ軸4aが移動可能に収容され、ねじ軸4aに螺合するナット4cが取り付けられており、ロッド3が、本体部2の他方の部位に移動可能に収容され、本体部2を回転可能に支持している。ロッド3と一体のフランジ6の軸線方向の両側に、一対のスラスト軸受け7L,7Rがそれぞれ配置され、積層された複数の皿ばね8aから成る一対の皿ばねユニット8L,8Rが、フランジ6と一方のスラスト軸受け7Lとの間及びフランジと他方のスラスト軸受け7Rとの間に、それぞれ配置されており、構造物の振動に伴う第1及び第2部位の間の相対変位が、回転運動に変換された状態で本体部2に伝達され、本体部2及び回転マスが回転し、皿ばねユニット8L(8R)が軸線方向に押圧される。【選択図】図1 |