摘要 |
【課題】作動に対する組付精度による影響を受け難くしつつ歩行者に対する傷害値を低くする。【解決手段】フードを持上げる前側ACT110では、シリンダ112の開口端側の拡径内周面114Aの内径が、ACT本体120のOリング126の外径より大きく設定され、持上位置では、拡径内周面114AがOリング126に対して径方向外側に配置される。これにより、シリンダ112にガス抜き孔を形成することなく、シリンダ112内のガスを拡径内周面114AとOリング126との間から抜くことができる。このため、ガス抜き孔の開口部周辺による影響を受けることなく、シリンダ112を移動させることができる。よって、シリンダ112にガス抜き孔を形成する場合に比べて、前側ACT110の組付精度による影響を受け難くできる。また、持上位置では、ガスがシリンダ112内に残留することが抑制されるため、歩行者に対するフードの反力を低減できる。【選択図】図1 |