摘要 |
希土類焼結磁石の製造において、製造過程を簡素化し、製造コストを大幅に下げることを目的とする。本発明の希土類焼結磁石製造法は、合金粉末を焼結モールドに充填し、磁界中配向後、焼結モールドご焼結炉に入れて加熱し焼結体を得る過程において、焼結中に焼結モールドが消耗することを特徴とする。すなわち焼結モールドは樹脂製であるか、樹脂と焼結中に消失しない物質(フィラー)との混合物であって、使い捨てである。焼結モールドは、内部に焼結中に消耗する仕切り板を有し、複数の焼結体を同時に製造できる。樹脂中に含まれる焼結中に消失しない物質は、焼結モールドや仕切り板の形状が失われた後も残留し、焼結体間の溶着を防止する。 |