摘要 |
【課題】記憶媒体に蓄積されたECG波形のサンプリングデータ列を一括処理しながら、ノイズの影響を抑えて精度よくかつ迅速に心拍時刻を検出する。【解決手段】メモリ1に蓄積されたECG波形のサンプリングデータ列から、サンプリング点i毎に、i+1番目の値からi−1番目の値を引いた値を時間差分値y(i)として求める(時間差分値算出部2)。サンプリング点i毎に、サンプリング点iの前後の所定の時間領域における時間差分値の最小値z(i)を取得する(最小値取得部3)。サンプリング点i毎に、サンプリング点iの時間差分値y(i)からそのサンプリング点iの前後の所定の時間領域における時間差分値の最小値z(i)を差し引いた値を指標値w(i)として求める(指標値算出部4)。サンプリング点i毎の指標値w(i)の中から、予め定められた閾値を下回り、かつ減少から増加に転じる点の指標値を下向きのピークとして特定し、この特定した下向きのピークの時刻を心拍時刻とする(心拍時刻決定部5)。【選択図】 図15 |