摘要 |
【課題】製品形状を変えることなく、ねじれや曲がりといった部品全体に生ずる3次元的なスプリングバックを低減するプレス成形方法を提供する【解決手段】本発明に係るプレス成形方法は、長手方向に延びる溝形状部を有し、前記溝形状部を形成する一対の縦壁部7bの少なくとも一方に、パンチ底部7a方向に凸となるように湾曲した上反り形状、または、パンチ底部7a方向と反対方向に凸となるように湾曲した下反り形状のフランジ部7cを有するプレス成形品7を成形するプレス成形方法であって、スプリングバックを助長する応力を有するフランジ部7cの全部又は一部に対し、下死点状態でフランジ部7cと縦壁部7bを接続する縦壁接続部からフランジ端部にかけてパンチ底部7aから遠ざける方向へ湾曲する湾曲形状であって、離型後において湾曲形状がパンチ底部7aに近づく方向に弾性変形するようなフランジ形状を成形するものである。【選択図】 図1 |