| 摘要 |
【課題】コストの大幅な増加を伴うことなく、大気に放出されることになるプール水の一部を冷却し、凝縮した蒸気の一部を回収し、冷却プールへ戻すことが可能な原子炉冷却システムを実現する。【解決手段】水平仕切板２０１ａは冷却水プール室１０６を上方空間と下方空間とに仕切り、鉛直仕切板２０１ｂは水平仕切板２０１ａで仕切られた下方空間を２つの空間に仕切り、仕切られた一方の空間に水冷却熱交換器１０５が配置されている。蒸気熱交換器２０２で凝縮した水は冷却プール室１０６の他方側面部１０６ｂに衝突し、凝縮水戻り流路２０６ｂから、冷却プール室１０６のプール水１０８に落下する。蒸気の流れの向きを変更し、熱交換器２０２により凝縮させた水をプール室壁面に衝突させてプール水１０８に落下させ、プール水１０８の一部を有効に再利用することが可能となる。【選択図】図２ |
