摘要 |
自動車の車体構造において、サイドシル(13)の後端と、リヤサイドフレーム(14)の前端とを、前下方から後上方に湾曲するキックアップ部(41)で接続し、サスペンションアーム(43)を支持するサスペンションアーム支持部(42a)と、車幅方向に延びるミドルクロスメンバ(19)の端部を支持するクロスメンバ支持部(42b)とを有する鉄鋳造ジョイント(42)をキックアップ部(41)に接続した。これにより、後面衝突の衝突荷重でリヤサイドフレーム(14)の後端が持ち上がるようにキックアップ部(42)が曲げ変形するのを抑制し、リヤサイドフレーム(14)を軸線(L)方向に圧壊させて衝突荷重を効率的に吸収することができるだけでなく、キックアップ部(41)に対してミドルクロスメンバ(19)を強固に接続して車体の捩じれ剛性を高めることができる。 |