摘要 |
【課題】組電池である蓄電装置の過放電を防止しつつ蓄電装置の電力を用いた走行距離の長大化を可能にする車両SOCの算出手法を提供する。【解決手段】ECUは、モータジェネレータとの間で電力を授受する蓄電装置のSOCを車両SOCとして算出し、車両SOCが切替値に低下するまではCD(電力消費)モードを選択し、車両SOCが切替値に低下した場合にCDモードからCS(電力維持)モードへ切り替える。蓄電装置は、直列に接続された複数の電池ユニットを含む組電池である。ECUは、複数の電池ユニットのSOCのうちの最大値と最小値との平均値が切替値よりも大きい場合は平均値よりも大きいSOC(A)を車両SOCとし、平均値が切替値よりも小さい場合は平均値よりも小さいSOC(B)を車両SOCとする。切替値は、車両SOCの上限値と下限値との中心値よりも低い値に設定される。【選択図】図4 |