摘要 |
【課題】利用者の作業負担が少なく、また利用者の熟度などによって結果や作業時間に大きな差の出にくいようにする電気化学インピーダンスの測定・解析を可能とする。【解決手段】測定対象から得られた、複素インピーダンス測定結果について、周波数に対する当該結果の虚部のグラフ(図中、左端付近の(a))に加えて、虚部の絶対値を周波数に対して両対数表示したグラフ(図中、左端付近の(b))の各点の傾きを対数表示された周波数に対してプロットしたグラフを表示する。前者のグラフのピークの前後の周波数で後者のグラフの縦軸の値が正負対称になっていないときには、前者のグラフ中のピーク中に複数のピークが隠れていることがわかるので、利用者は複数ピークが存在することを、測定対象の化学反応系に対応する等価回路の推定に利用する。【選択図】図5 |