摘要 |
第1遊星歯車機構(31)の第1リングギヤ(31r)に潤滑油供給孔(313r)が形成されており、ブレーキB2のブレーキハブ(53)の筒状部(53a)に潤滑油流通孔(53o)が形成されている。また、第1遊星歯車機構(31)の第1キャリヤ(31c)のキャリヤ本体(311c)の平面部(3111c)と脚部(3116c)との繋ぎ部(3117c)の外周面とブレーキハブ(53)のフランジ部(53b)の内周面との間には、空間(31o)が形成されている。さらに、第1ピニオンギヤ(31p)と第1リングギヤ(31r)とは、共に斜歯歯車として構成されており、車両の前進走行時に、潤滑油を第1ピニオンギヤ(31p)と第1リングギヤ(31r)との噛合部から軸方向のフランジ部(53b)側に指向させるように噛合している。 |