調質圧延方法およびこれを用いた鋼板の製造方法

摘要

【課題】既存の設備を用いて、冷間圧延で発生した外観ムラを、その後のウェット式調質圧延にて解消する。【解決手段】本発明に係る調質圧延方法は、冷間圧延および焼鈍した鋼板を、少なくとも１つのスタンドにダルワークロールを備えた圧延機を用いてウェット式調質圧延を行う調質圧延方法であって、調質圧延前の鋼板表面の凹部の最大深さの１／２以上となる算術平均粗さＲａを有するダルワークロールを用いて、鋼板のウェット式調質圧延を行う。【選択図】図１