摘要 |
【課題】大型地震が繰り返し起きた場合に、フレーム材と下地壁板の変形挙動を低減させ、フレーム材/下地壁板がもつ耐震強度を長期にわたって保証可能とする木造住宅の外壁下地構造を提供する。【解決手段】基礎上に設けたフレーム材4の屋外側表面に、釘7を介して下地壁板20を配設する木造住宅の外壁下地構造として、下地壁板20の室内側位置であって、フレーム材4を構成する縦材4−3〜4−5の間に、突っ張り板材30を配設する。強い地震が発生したときに、フレーム材4を構成する縦材の変形(撓み/捻れ等)が抑えられるため、フレーム材の屋外側表面に固定する下地壁板(耐力壁)の変形量も少なくなり、下地壁板とフレーム材との結合が緩む可能性を最小限に抑えることが出来、設計通りの耐震性能を保持することが出来る。【選択図】図1 |