摘要 |
変速機のステータシャフト固定構造において、入力軸(12)の外周にベアリング(43)を介して支持したステータシャフト(44)と一体のステータシャフトフランジ(49)を、ケーシング(11a)の側面(11b)に形成した凹部(11c)に嵌合して径方向に位置決めするとともに、側面(11b)にボルト(51)で締結した蓋部材(50)で軸方向に位置決めした。これにより入力軸(12)に支持したギヤ(38)が受ける径方向の噛合反力がベアリング(43)およびステータシャフト(44)を介してステータシャフトフランジ(49)に伝達されても、その荷重をケーシング(11a)の凹部(11c)で支持してボルト(51)に伝達されなくすることで、ボルト(51)の緩みを防止してステータシャフトフランジ(49)のガタを抑制することができる。 |