摘要 |
シート部材の構造変更によりプッシュロッドのピストン側の端部の大径化が図れ、ピストン全体の軽量化と振動打音の発生を抑制し得るブレーキ装置を提供する。チェック弁機構(25)のシート部材(27)は、連通孔(27a)の一端開口と反対側の位置に液圧室(20b)に向かって開口する凹部(27d)が形成されていると共に、凹部の開口端側には、にプッシュロッド(32)を摺動自在に支持する摺動用孔(31c)を有するリテーナ(31)が固定されていると共に、リテーナの円環部に、凹部と液圧室とを連通する円弧長孔状の通路孔(31e)が形成され、プッシュロッドは、ボール弁体(29)側の小径ロッド部(32a)が摺動用孔から凹部側と連通孔を介してボール弁体方向へ挿通される一方、ボール弁体方向へ挿通された状態で液圧室側の大径ロッド部(32b)が摺動用孔に摺動自在に保持されている。 |