摘要 |
表層にイオン交換法により形成された圧縮応力層を有する化学強化ガラスであって、表面に研磨傷を有し、テクスチャ方向インデックス(Stdi)が0.30以上であり、ガラスの最表面から深さXの領域における水素濃度Yが、X=0.1〜0.4(μm)において下記関係式(I)を満たし、ボールオンリング試験により測定した面強度F(N)が、ガラス板の板厚t(mm)に対して、F≧1400×t2である、化学強化ガラス。Y=aX+b (I)〔式(I)における各記号の意味は下記の通りである。Y:水素濃度(H2O換算、mol/L)、X:ガラス最表面からの深さ(μm)、a:−0.300以上、b:0.220以下〕 |