摘要 |
【課題】燃焼バーナの火炎温度を検出するバーナセンサを備えた燃焼装置において、バーナセンサの検出値が、火炎温度の実値に対する応答遅れをもって到達する到達値を高精度で予測演算する技術を提供する。【解決手段】燃焼装置100は、燃焼バーナ30と、バーナセンサ160と、予測演算部とを備える。バーナセンサ160は、燃焼バーナ30が燃焼しているときの火炎温度を検出する。予測演算部は、バーナセンサ160の検出値が、火炎温度の時間的変化に対する応答遅れをもって到達する到達値を予測演算する。予測演算部は、所定周期ごとに、バーナセンサ160の出力信号から検出値を取得し、今回取得された検出値と過去に取得された検出値との偏差に係数を乗じた値を、今回取得された検出値に加算することによって到達値を演算する。係数は、応答遅れの時定数と所定周期との比率に基づいて定められた値である。【選択図】図1 |