摘要 |
【課題】何れか一方の部材が支柱に対して先に溶接により固定される場合においても、これにより影響を受けることなく大地震等による振動エネルギーを十分に吸収することが可能な部材間の接合構造を提供する。【解決手段】孔が形成される第1部材43と、貫通孔33が形成され、第1部材43よりも先に構造体に固定される第2部材26と、第2部材26に形成された貫通孔33よりも径小とされ、当該貫通孔33に嵌め込まれ、第1部材43の表面に対して接触された状態とされる介装構造体62と、少なくとも介装構造体62及び第1部材43の孔にボルトの軸を貫通させることによりこれらを締結する締結部材とを備え、介装構造体62は、締結部材による締結力に基づいてその周端が外側に向けて膨出されて貫通孔33の内周面に近接又は接触させてなることを特徴とする。【選択図】図3 |