摘要 |
堰堤等の盛土の補強構造及びその築造方法に関する。角形状コンクリートブロック(4)を、外側に傾斜面(6A)を形成するとともに、内部に引っ張り補強材(5)の一端を埋設して他端を背面側(4i)から外部に延出させて構成した。築造時、このブロック(4)を左右方向に接続して列(4A)を形成し、内側に盛土材(9)を投入し転圧をする。この繰り返しによって順次の列(4B)を積み上げるようにした。地震力、津波衝突力、津波越流による流体力、背後地盤の洗堀に対して、盛土のすべり、被覆ブロックの滑動、引き剥がれ、崩落等の損傷が大幅に防ぐことができ、たとえ、損傷を受けても連鎖的な崩壊を回避する。 |