摘要 |
ヘミングダイ(1)のダイフェース(1a)上に加工対象となるパネルが投入されて、ロボットに持たせたヘミングローラにてプリへミング(予備曲げ)およびヘミング(本曲げ)加工が施される。ヘミングダイ(1)の側壁部(1b)にはパネルの位置決めのためのネスト機構(6)を設けてある。ネスト機構(6)は、先端にネスト爪部(8b)を有する可動式のネストブロック(8)をホルダ(7)に支持させたものであり、ネストブロック(8)は上下方向(矢印P1方向)に出没可能であり且つ矢印P2方向に揺動(傾動)変位可能に弾性支持されている。これにより、ヘミングローラとネスト機構(6)との干渉がヘミング加工品質に悪影響を及ぼすことがなくなる。 |