摘要 |
積層体を用いながら高いQ値を有するLC並列共振素子を提供する。基材層(101)には面状導体(21)が形成され、基材層(102,103)にはそれぞれ面状導体(22,23)が形成されている。面状導体(21,23)は、基材層(101,103)の略全面に形成されている。面状導体(22)は、基材層(102)の第2方向の略全長に亘り形成され、第1方向には積層体(100)の他方端(EL2)から間隔を空ける形状で形成されている。面状導体(21,23)は、積層体(100)の他方端(EL2)近傍の層間導体(31)で接続されている。面状導体(21,22)は、積層体(100)の一方端(EL1)近傍の層間導体(32)で接続されている。この構成により、面状導体(21)からなるインダクタと、面状導体(22,23)の対向部からなるキャパシタとが並列接続された構成が実現される。 |