摘要 |
防眩膜(50)は、基板(1)側から、第一の無機層(10)および第二の無機層(20)をこの順に有する。第一の無機層(10)は、無機バインダ(11)中に透明な球形無機微粒子(12)を含有する。第一の無機層(10)中の無機バインダ(11)は、Si−H結合およびSi−N結合の加水分解によって得られる、Si−O結合を含有するシリコン酸化物を主成分とするものである。第二の無機層(20)は、無機バインダ(21)を含有する。第一の無機層10の平均膜厚d1は500nm〜2000nmであり、第二の無機層20の平均膜厚d2は50nm〜1000nmであり、かつd2/d1が0.025〜0.5であることが好ましい。第二の無機層(20)は、さらに微粒子(22)を有していてもよい。防眩膜(50)は、太陽電池モジュール用防眩膜として用いることができる。 |